高い照度が求められる場所~明るさと視力は比例しない~

明るいところでは、ものがよく見えるのは誰もが知っていることで
とりわけ、細かな作業では、より高い照度が求められますよね。
しかし、照度が高ければ高いほど、よく見えるのかというと、決してそうではありません。

 

照度と視力の関係は、たとえば照度を2倍にあげると、視力も2倍に上がるというわけではなく
科学的には、網膜に当たる光の量が増えれば増えるほど、脳に伝わる電気信号の量が多くなりますが
仮に、光の量を10倍にして明るくしても、脳に伝わる電気信号の量は
3倍程度にしかならないことが分かっています。


上の図のように、照度の低いところでは、照度をあげると、視力は効果的に上昇しますが
もともと高い照度のところでは、それ以上照度をあげても予想に反して視力は上がらないのです。


それでも、高い照度が求められる場所というのは、あります。
それは一体どのようなところでしょうか?


基本的には、長時間にわたる精密作業や、より早く正確に色や形の認識が必要なところです。
公式のサッカースタジアムや野球場などがそうです。
いずれも、照明に1500lx前後の照度が求められています。

小さくてスピードのあるボールを扱う選手をはじめ、遠い観客席からゲームを楽しむ観客の為にも
必要となる照度なのです。


また、病院の手術台にも高い照度を必要とします。
影のないきれいな照明でなければなりません。
人命にかかわる重大なところですので、数万lxの照度となっています。


ちなみに、照度と視力は、年齢も関係があります。

照度が100lx程度のところでは、若年者と高齢者では2倍程度の視力の差があります。
しかし、500lx~1000lxといった高い照度の下では、あまり大差がないことが
上の図から分かります。

幅広い年齢層が働くオフィス空間で、800lx前後の高照度が必要とされる理由はこうした点があります。
広い事務室で高い照度を得ることは、照明器具費や電力代がかかることになりますが
生じる作業エラーによる損失を考えると、必要であることが分かります。


 

神奈川県、川崎で電気工事・配線工事でお探しでしたら、ムガ電までぜひお問い合わせ下さい。
ご自宅・会社・施設など幅広くご対応させていただきます。

お問い合わせはこちらから

 



ページトップへ戻る